当院への受診を検討されている方へ：当クリニックの概要

当クリニックは、

（１）2～3週間以上続く亜急性・慢性の咳、一度治っても繰り返す咳、治療を受けても治らない咳や、咳喘息・気管支喘息の診断・評価・治療

と、

（２）アレルギー性疾患の診断・治療・早期発見と評価

の二点に特に重点をおいた、内科系の専門クリニックです。

診療対象は満15歳以上となります。

• 以下の「主な診療対象疾患」を読んで頂き、ご自身の症状や状態が、当クリニックの診療対象に該当する方は、予約を取られた上で受診してください。

• 初診の予約は、前日までのお電話による完全予約制とさせて頂いております（最近数カ月の待ち時間は、1日から数日です）。当日の初診予約に急遽キャンセルが出た場合、ご自身の症状や状態が当クリニックの診療対象に該当する方で、空いた診療時間枠内にご来院できるようであれば、当日予約で診療させて頂くことも可能です。

• 初診の方は、問診・診察の後、鑑別診断に必要ないくつかの検査を受けて頂き、結果を総合して診断を下し、治療をします。さらに、病気についてご説明し、病気を悪化させないための今後の日常生活の注意点についてもご指導します。従いまして、初診の際には、多少時間がかかることをご了承ください。

• 再診の患者さんは予約優先制ですが、調子を崩した方、都合により予約外の受診を希望される方も随時拝見します。

• ホームページ上の「呼吸器内科」「アレルギー・免疫」の項に、主要な疾患についての解説を掲載していますので、ご自身のご病気の理解の参考にして頂ければ幸いです。

院長自身にもアレルギーと喘息があり、患者さんが風邪などで調子を崩した時、いかにつらく、日常生活に支障をきたすかについて、身をもって知っています。当クリニックでは、専門医としての治療だけでなく、時には患者の視点から見た日常生活の注意点などにも留意しながら、アレルギー・喘息と上手につき合い、日々を快適に過ごしてゆくことを、患者さんと共に目指して行きます。

主な診療対象疾患

当クリニックで診療させて頂くことの最も多い疾患は

• 風邪の後に、あるいは風邪をひいていないのに1週間から2ヶ月以上続く亜急性・慢性の咳
• 近くの医療機関で抗生物質や咳止めの投与を受けても、なかなか治らない咳
• 一度治まっても、風邪や季節の影響ですぐに再発する咳
• 喘息・咳喘息
• 喘息や咳喘息と診断されて治療を受けてきたが、なかなか治らない例
• 病気の説明を十分に受けていないので、自分でどのような病気か良くわかっておらず、いちどはっきりと理解したい場合。
• 食物の摂取や運動で誘発される、蕁麻疹・呼吸困難・意識消失などのアレルギー症状
• 咳を伴う花粉症

などです。
具体的な症状などについての詳細は「診療内容・診療時間」の「当クリニックの対象疾患」に記載しておりますので、こちらをご覧ください。

一方、気胸など外科的処置が必要となる疾患や、健診で見つかった胸部の異常影、肺がん、肺結核・非結核性抗酸菌症、間質性肺炎など、診療に胸部CT撮影が必須となる疾患は、設備の点で当クリニックの診療能力を超えております。これらの疾患が疑われた方は、総合病院の救急部や、呼吸器内科を受診なさってください。

当院を初めて受診されることを希望される（初診の）方へ

初診の患者さんの診療は、前日までのお電話による完全予約制とさせて頂いております。初診希望の方は、必ずお電話にて初診予約をお取り頂いた上で、当日ご来院ください。

当クリニックの対象疾患で受診をご希望の方は、まずお電話にてお問い合わせください。診療内容に関するお問い合わせ対応、予約受付は、下記の診療受付時間内に、受付スタッフが直接お電話にて承っております。

現在、初診の患者さんの診療は、平日ではおよそ1日～数日、土曜日は２週間前後お待ち頂く状態となっております。

そのため、現在、当クリニックで拝見している初診の患者さんは、「当クリニックの概要」でも述べたような、例えば咳が出るとしばらく続くエピソードをこれまでに何度か繰り返していて、症状として少し待つ余裕があり、それでも詳しい診療を希望される方や、亜急性・慢性の喘息・アレルギー疾患の方で、じっくりと調べてほしいという方が中心となっております。

初診について、手続きなどの詳しいご説明は、「診療内容・診療時間」の「初診の方へ」をご覧下さい。あるいは、受付スタッフが直接お電話にて承っております。

診断のための検査や治療のために、胸部写真撮影、呼吸機能検査、採血などの検査や、ネブライザー吸入や点滴などの処置・治療を受けて頂くことがあります。小さなお子さんを連れて来院された場合、こうした検査や治療を受けられなくなる可能性があります。お子さんを連れて初診で来院される場合、可能な限り、診療の間お子さんを見て頂ける同伴の方とともに受診されてください。

研究会・学会出張などのために臨時休診や診療時間を変更させて頂く場合がまれにあります。原則として、1か月前より本ホームページ最初の「お知らせ」の項に掲示・告知致しますので、ご確認ください。

再診の方へ

再診患者さんの診療は、予約優先制となります。現在、30分ごとの時間枠に3～4名のペースでお取りしております。なお、喘息の発作や、予約枠がすでに一杯でも当日受診を希望される状況、予約日に受診できなくなったなどの理由で、どうしても受診を希望される再診患者の方については、随時診療を受け付けております。その場合、予約された患者さんの診療を優先させて頂きますので、当日の受診状況によっては1時間前後お待たせする場合があることをご了承の上でご来院ください。
さらに、患者さんの状態や検査・処置の進行などによって、診察の順番が前後することがありますことをご了承ください。

尚、調子を崩して予約外の当日受診を希望される場合、状態を評価するために胸部レントゲン検査、呼吸機能検査などを実施することがありますので、診療受付終了の30分までにお越しください。

さらに、数ヶ月以上受診間隔が空いた患者さんは、その間に診療時間の変更や臨時休診などが生じた可能性がありますので、必ずホームページの「お知らせ」の欄を確認された上でご来院ください。

紹介先・提携病院

国立国際医療研究センター（新宿区戸山）：呼吸器科など全科

東京大学医学部附属病院（文京区本郷）：アレルギーリウマチ内科、呼吸器内科など全科

東邦大学医療センター大橋病院（目黒区大橋）

日本赤十字社医療センター（渋谷区）

東京都立広尾病院（渋谷区）

東京共済病院（目黒区）

医療DX推進体制整備加算に関する掲示

医療DXを推進すべく、当院ではオンライン資格確認を実施しております。今後は電子処方箋発行体制の整備、薬剤重複、薬剤副作用情報、特定健診診断結果情報の共有などを目指します。マイナ保険証の利用率から算定される医療DX推進体制整備加算第6 (3点)が、令和7年4月から初診のみ加算されます。

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